MAIAが培ってきた自治体DXノウハウで人材育成!愛媛県大洲市における「デジタル・トランスフォーメーションDX人材育成支援業務」

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MAIAは愛媛県大洲市が行った「デジタル・トランスフォーメーション(DX)人材育成支援業務」に係る公募型プロポーザルの事業を受託しました。DXの推進において全体最適及び実行可能性を担保できる能力を持つ人材を育成することが目的です。

今回は2022年度の取り組みについての成果等を紹介します。

MAIAと取り組みを開始する前の課題はなんですか?

令和3年度に策定した「大洲市DX推進計画」に位置付けた戦略・戦術を推進する上で、全ての職員が共通認識としてDXの重要性や価値・理念を理解し、デジタルリテラシーを向上させる必要がありました。また、高度なデジタル技術等の知識・能力・経験等を有するデジタル化施策の核となる職員の育成も必要でした。

MAIAを選んでいただいた決め手はなんですか?

大洲市が育成を目指すDX人材に求めるスキルを適切に理解し、DX人材の育成に資する研修プログラムを提案いただいたことが決め手でした。
また、令和3年度に「大洲市DX推進計画」の策定に関わっていただいた方を中心に実施体制を組んでいただき、実績に基づく遂行能力を高く評価しました。MAIAからの提案をうけデジタルによって業務を効率化するだけではなく、住民目線で行政サービスをデザインすることが重要だという提案に共感しました。

特に効果的だった内容はなんですか?

職員のマインドセットを変えるために、住民視点でのサービスデザイン思考を学んだことは効果的でした。DXを進める上で行政目線で施策を実行しても住民が求めているものとはずれてしまう可能性があります。ワーキンググループの中で住民目線の企画立案をすることは職員にとって経験が少なく新たな学びになりました。また、ワーキンググループへの参加を挙手制にしたことでモチベーションの高いメンバーによる活動ができました。このワーキンググループの成果発表会は、市長や幹部職員等も聴講することで全庁的な共通認識としてDX推進の重要性を浸透させることができました。

取り組みが活きた場面、具体的な成果

参加者アンケートの結果から読み取れるようにDX推進に向けた機運が醸成できたと思います。部や課を越えたワーキンググループにより全庁的に横串を刺した推進体制も構築できました。各チームが企画立案した一部の提案を予算要求に反映させることもできました。

どのような自治体におすすめしたいか教えてください

DXの推進において住民目線をもったサービスデザインや、デジタル技術を活用する際の判断など、現場のリーダーを担える人材を育成したい自治体におすすめしたいです。

大洲市について

人口:40,255人(令和5年3月31日時点)
担当課:大洲市総合政策部企画情報課

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