【開催レポート】富士通 × MAIA 福岡県でじたる女性プロジェクト修了生・受講生向け特別交流会 「“わたしらしい働き方”を語り合おう」を開催

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女性が自分らしく働く環境を作るため、女性デジタル人材の育成と全国の企業・自治体のデジタル化支援を行う株式会社MAIA(本社:東京都港区、代表取締役:月田有香、以下「MAIA」)は、2025年11月11日(火)、九州エリア在住で富士通株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:時田隆仁、以下「富士通」)に勤務する現役社員と、「福岡県でじたる女性プロジェクト」の修了生・受講生とが参加する交流イベント「富士通 × MAIA でじたる女子 特別交流会 “わたしらしい働き方”を語り合おう」を開催いたしました。

本イベントは、地域で暮らしながら働くことを目指してリスキリングに励む女性たちが、企業で活躍する現役社員と直接対話することで、多様なキャリアと働き方の可能性を探り、一歩を踏み出すきっかけとなることを目的に開催したものです。当日の活発な議論や交流の様子を、開催レポートとしてお届けします。

第1部 トークセッション「“わたしらしい働き方”を考える」

第1部では、富士通から小出明梨様、古川由佳様、そしてMAIA代表の月田有香が登壇し、「“わたしらしい働き方”」をテーマにトークセッションを行いました。

写真左:小出様、左から2番目:古川様、右:MAIA代表・月田が前半のトークセッションに参加。そのほか富士通から山脇美貴様、石井恵様、白石智鏡様(左から並び順)が登壇し、後半の交流会に参加されました。

テレワーク時代のコミュニケーション術

富士通では約80%の社員がテレワークを取り入れています。対面の機会が少ないなかでも信頼関係を築いていくためには、どうしたら良いのでしょうか?その工夫について語られました。

「テレワークでは、対面時と比べて自ら働きかけたり行動することがより大切になります。困っているときは自ら声をあげ、積極的に質問するように心がけています。」(古川様)

「相手がネガティブに受け止めるだろうと想像できるときは、なるべく顔を合わせて会話するようにしています。またテレワークでは声だけのお付き合いが多いので、声のトーンを意識的に上げて、明るい印象を与えられるようにしています。」(小出様)

対面とは異なる意識や心がけが必要だとしても、やはりテレワークには利点があります。昼休みに家事ができるなど、「テレワークが仕事とプライベートの両立を支えている」実態のほか、以下のようなメリットも紹介されました。

「オフィスではメンバーに話しかけられると作業を中断する必要があるため、資料作成など作業に集中したいときにはテレワークの方が適しています。」(古川様)

「メモするのを忘れがちでも、テレワークならすべてがチャットに残っているから安心です。」(小出様)

仕事とプライベートの両立を可能にする秘訣

仕事とプライベートを両立しやすいテレワーク。とはいえ、そのバランスを取ってどちらもしっかり成立させるためには、遠慮せず「人に頼る」ことが大切だと言います。

「職場のすべての人が育児に対して理解があるとは限らないため、子どもや夫に「今日は夜勤だからね」「ピーク期がそろそろ来るかも」といった情報共有を徹底し、家族の協力を仰ぎやすい環境をつくっています。」(小出様)

「夫と育児の役割分担をするのはもちろん、外部のファミリーサポートサービスなども積極的に利用しています。」(古川様)

テレワークが本格的に普及して数年。この仕組みにより、仕事とプライベートの両立がしやすくなったと感じる方は多いはずです。MAIA代表の月田からは、テレワークが今後も継続し、定着するための働きかけを行っていく意気込みを共有しました。

そのほかにも「デジタルスキルをどう学び、どう仕事で活かしているのか?」といった実践的な質問から「キャリアの転機や進路を決めたきっかけは?」といった質問まで、幅広くトークが交わされた本セッション。熱心にメモを取りながら話を聞く参加者も多く、登壇者の話からヒントを得ようという意欲が垣間見える時間となりました。

第2部 車座交流会「話してみよう、“わたしの働き方”」

第2部では富士通社員の皆さま、MAIAメンバー、そして参加者が車座となり、リアルな悩みや関心事を深く掘り下げる車座交流会を実施しました。会場では、参加者から多岐にわたるテーマや質問が投げかけられ、活発な交流が行われました。

5つの組に分かれた交流会。すぐさまどのチームも打ち解け合い、会話に花が咲きました。

キャリア・業務への関心

PMO業務(プロジェクト・マネジメント・オフィス)は、実際どのような仕事内容なのか?どういった部分が大変なのか?など、業務に対する解像度を高めたいという意欲の見える質問も多数あがりました。

テレワークでの現実的な悩み

「一緒に暮らす家族が共にテレワークだと、会議の時間が被って困る」といった現実的な困りごとに対しては、同じ状況下にあるメンバーがそれぞれの解決策を分かち合いました。また、やはりテレワーク下でのコミュニケーションでは多くの方が試行錯誤をしているようで、それぞれがどのように対処しているのか、情報交換も活発に行われました。

家庭と仕事との両立

自らが一家の大黒柱にならざるをえないシチュエーションに直面している/したことがあるという参加者の方も多数いらっしゃいました。そのような環境で、どうすればキャリアを築いていけるのか?それぞれの経験談から、ヒントを得られたのではないでしょうか。

交流会の最後には、参加者から「自分と同じような状況で頑張っている方のお話を聞けて、励みになった」「自分の働き方に取り入れたいアイデアが多く得られ、とても有意義な時間となりました」といった感想が寄せられ、イベントは盛況のうちに閉会となりました。

本交流会は、企業で働く女性のリアルな働き方やキャリア形成の知恵を、まさに今、人生の転機に立っている「でじたる女子」の皆様が直接吸収できる貴重な機会となりました。

MAIAは今後も、女性たちが「わたしらしい働き方」を選択して活躍できる機会を創出すべく、企業や自治体と連携して学びと交流の機会を提供してまいります。

会社概要

<株式会社MAIAについて>
MAIAは「Co-Create the Future 誰もが個として自立し、自由に自分らしく生き、共創できる社会を創造する」をミッションとして掲げ、女性活躍×地域×ITをかけあわせた事業を展開しています。女性のITスキル向上を支援し、スキルを習得した方々の活躍を後押しすることを通じて国や地方自治体、企業のDXを推進しています。

【本社所在地】東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズサウスタワー16F
【設立】2017年11月
【代表者】代表取締役社長 月田 有香
【資本金】2,330万円
【ホームページ】https://www.maia.co.jp/
【事業内容】リスキリング・就労支援、地域活性化支援、ITコンサルティング

<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社MAIA
URL:https://maia.co.jp/contact/
TEL:050-1745-9639
MAIL:info@maia.co.jp

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